沖縄も完全に冬の到来です。クリスマスが終わったら、仕事納めに向けて怒涛のタスクが待っています。毎年年末年始になると特番が多く組まれるため、僕もふだんとは違うスケジュールと業務が待ち構えています。なにかと忙しい年の瀬ですが、この1年も無事に締めくくれそうなので、自分を労おうとご褒美を用意しました。というわけで、贅沢ごはんを食べる企画「給料日めし」。このまま最終営業日まで駆け抜けようと、第7回目はスタミナのつきそうな「焼肉」を食べに向かいました。

「焼肉もとぶ牧場 那覇店」へ

3度の飯より好きなものはありません！給料日に贅沢ランチで自分を労う「給料日めし」。.
今回のテーマは、ずばり「焼肉」！.慌ただしい年末年始ですが、お肉パワーをチャージして乗り切ろうと思います。.忙しそうな編集部の先輩たちから飛ばされる視線に気付かないフリをしながら、「焼肉もとぶ牧場 那覇店」へ向かいました。

2011年7月にオープンした焼肉もとぶ牧場 那覇店は、久茂地交差点のタイムスビル隣の建物にお店を構えています。.ビジネス街の中心地にあり、ゆいレール県庁前駅から徒歩2分というアクセス抜群の立地です。

店に入ると焼肉のいい香りが漂っていて、食欲をそそられます。.店内は清潔感があり、明るい雰囲気。.街並みが見渡せるオープン席や個室もあるので、家族、ご友人、カップル、接待などいろいろなシチュエーションで食べに来れそうです。

ごちそうメニュー

今回の食事もランチメニューを注文します。.焼肉もとぶ牧場 那覇店のランチは焼肉はもちろん、カレーやビビンバ、冷麺など豊富なメニューが揃っています。.メニューを見ているだけで腹が鳴りそうだなぁ。早いところご馳走にありつきましょう！

もとぶ牛焼肉を贅沢に上で！

この日注文したのは、もとぶ牛上焼肉（2,500円・税込）に基本セットを追加したもの。.基本セットは300円（税込）で内容はライス、スープ、サラダで、ライスは大・中・小から選べます。もちろん迷わずに大を注文しました。

もとぶ牛上焼肉の肉の部位は、上カルビと上ロースです。カルビの色鮮やかなサシと、ロースのきれいな赤みがまさに芸術的。

見た目を十分に味わったところで、焼肉の最重要工程である「焼き」の作業へ。.「ジュ～ッ」というどんなBGMよりも最高に魅力的な音とともに、香ばしさが立ち上ります。.肉を焼いている間って、焼き網を凝視しながらなぜか黙っちゃいますよね。この肉に集中する時間がたまらないのです。

それでは、いざ実食！タレ派なので1枚目からタレを付けていただきます。.まず上カルビ。口のなかでとろけます！かなりベタな表現ですが、口に入れた瞬間、甘みのある肉汁がジュワ～ッと溢れ、そっと噛むだけて溶けていきました。サシがしっかり入り、脂のおいしさが際立っていました。.ここで特筆したいのが、さっぱり感のあるタレ。焼肉もとぶ牧場那覇店のタレは甘口で、脂の多い部位もさっぱりと食べられるよう、柑橘類も加えているそうです。.ごはんとの相性もばっちりなので、大サイズのごはんがあっという間になくなりそう！※食べるのに夢中になりすぎて、肉とごはんの2ショットを撮り損ねました。

続いて上ロース。こちらも口のなかで溶けるほど柔らか！先ほどのカルビと比べるとやや赤身肉が強く、甘みのある脂と赤身の肉々しいバランスが楽しめました。

ちなみに「もとぶ牛」とは、沖縄県本部町にあるもとぶ牧場で育てられた牛のことです。飼育から出荷までひとつの牧場で担う単一生産で行っています。つまり、世に出ているもとぶ牛は、すべて本部町にあるもとぶ牧場だけで生産されたものです。.飼料にもこだわっていて、オリオンビール粕を利用したオリジナルの発酵飼料を与えているので、質の高いお肉に育つそうです。沖縄を代表するもとぶ牛は、唯一無二ということですね。

もとぶ牛サーロインステーキ

同行していた編集メンバーは、上焼肉よりさらに贅沢なもとぶ牛サーロインステーキ（5,700円・税込）を注文しました。.焼肉もとぶ牧場 那覇店のステーキは、店で焼いて鉄板で運ばれてきます。焼き加減も指定できるので、お好みで選んでくださいね。

厚みのあるサーロインステーキはジューシーでしっかり食べ応えがあるのに、簡単に嚙み切れるほど柔らかいそうです。

付け合わせのガーリックチップスとポン酢タレ、わさびを乗せて食べると、さっぱり食べられたとのこと。ごはんとの相性が抜群で、肉とごはんの無限ループ突入したそうです。やはり肉の相棒はごはんに限りますね。焼肉もとぶ牧場 那覇店のごはんは山形県産ひとめぼれを使用。研いだ米をしばらく水につけて炊き上げることで、ふっくらおいしいごはんに仕上げる工夫をしていると教えてもらいました。炊飯ひとつをとってもこだわりを感じます。