名古屋のきしめんが絶滅の危機に頻しています。

江戸時代から食されていた歴史ある食べ物なのですが、今ではきしめんを看板にあげる店は、もはや数えるほどしかなくなってしまいました。

きしめんが絶滅危機の理由

名古屋のきしめんは、「名古屋めし」と呼ばれる料理の中でもっとも歴史がある食べ物で、江戸時代から食されていました。

そんなきしめんが今、絶滅の危機に瀕しています。

現在、名古屋には、きしめんの専門店がほとんどありません。

麺類を出す食堂がメニューひとつとして、きしめんを提供しているのが現状です。

そのうえ店主の高齢化や、後継者不足で閉店するケースも少なくありません。

また、その多くのお店はご高齢の常連客に支えられているため、若い世代からは何となく入りにくい雰囲気があるといいます。

人気が落ちた原因は「味噌煮込みうどん」

2000年代初頭に

• 味噌かつ
• 手羽先
• ひつまぶし　など

名古屋の食べ物の総称として「名古屋めし」というコトバが生まれて、名古屋観光の起爆剤となりました。

それなのに、きしめんの人気が急落したのはなぜでしょう。

これは、皮肉なことに、同じ名古屋めしである「味噌煮込みうどん」に、ご当地料理の座を奪われたからです。

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味噌煮込みうどんは単価が高く、手軽な調理

味噌煮込みうどんは、きしめんよりも単価が高い。

調理方法は、土鍋に麺と具材、つゆを入れて火にかけるだけなので、手もかかりません。

そうしたことから、名古屋めしがブームとなった2000年代初頭に、市内における麺類食堂はきしめんよりも、味噌煮込みうどんを推したのだといいます。

お客さんのリアクションが違う

ある店の店主によると

「きしめんと味噌煮込みうどんを出したときのお客さんのリアクションが違うんです。

きしめんは反応が薄いのですが、味噌煮込みうどんのグツツという音とビジュアルに盛り上がるんですよね」

と話しています。

味噌煮込みうどんは、ビジュアルもインパクトがあり、赤味噌（豆味噌）に慣れていない人にとっては未知の味となります。

そう言われてみれば、県外から来た人が、わざわざ食べてみたくなるのも理解できますね。

一方、きしめんは

「うどんやそばと同様に何となく味が想像できる」

東洋経済

という声をよく耳にします。

そうしたことから、きしめんの存在感はどんどん薄らいでいきました。

きしめんを看板にあげる店がなくなってきた

昔からあるきしめん屋は、代々引き継がれて、名古屋名物としてここまで歩みを止めないできましたが、平成の時代の30年の間に、他の外食産業に押され、どんどん衰退していきました。

今では、きしめんを看板にあげる店は、もはや数えるほどしかなくなってしまいました。

「お土産やご贈答のほか、業販も視野に入れています。

ウチの麺のみならず、レシピを伝えてくだされば、その店と同じ麺を作ることも可能です。

クラフト麺の受注をいただいてこそ、製麺所を名乗ることができると思っています」

東洋経済

「きしめんは観光やビジネス、愛知県出身者が来名した折に食べるだけで、地元の人には人気がほぼゼロ。

しかも、きしめんを出す店は店主の高齢化や後継者不足で、閉店するケースも少なくありません」（地元フードライター）

きしめんに取って代わったのが、高額だが手間いらずの味噌煮込みうどんだ。

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きしめんを味わえる数少ない店

食べ歩き研究員（2565）の　口コミ

認証済

2020/12 訪問

1回目

Lunch4.0

～￥999/1人

 

立ち食いきしめんの人気店！！！

名古屋市中村区にある「名代きしめん 住よし JR名古屋駅3・4番ホーム店」。

こちらの「名代きしめん 住よし JR名古屋駅3・4番ホーム店」は、現時点で、食べログ点数3.55ながら、食べログ「愛知県」ランキング第853位にランクインする。

約44000軒中、第853位である。十分立派だろう。

朝食利用にて訪れた。

店は、JR「名古屋駅」の改札内にある。在来線ホーム3、4番の南端に店を構える。

店へ到着。

入店前に、券売機にてチケットを購入する。

今回は「かき揚げきしめん」に決定。530円（税込み）。

キャッシュレスでの支払いに対応。

入店。

朝の820の時点で、先客は5名。こちらは立ち食いスタイルの店。

カウンター上へチケットを提出。

きしめん、または、そばの選択を行う。

本日は「きしめん」を指定。

～オーダー～

●かき揚げきしめん530円（税込み）

時間も無くして、丼が到着。

20～30秒程度での料理提供である。

非常にスピーディーな展開。

普通に「きしめんモーニング」を楽しむことが出来た。

後半は、カウンター上の一味を投入し、「味変」にチャレンジ。

最後まで飽きることなく、完走、完食。

エビ入りのかき揚げとともに、きしめんを味わった。
美味しいきしめんを提供する「きしめん よしだ エス店」には及ばない。

しかし、それでも、手軽に「ササッ」と、そして、「パパッ」と食べられる。

この気取らない、手軽さと気軽さが嬉しい。

甘い採点ではあるものの、味はさておき、この人気ぶり、トッピングの豊富なバリエーション、作り立ての熱々なきしめんを食べられること、このリーズナブルプライス、キャッシュレス決済対応など、これらだけに注目し、そこを評価したい。

820に入店し、「きしめんモーニング」を済ませ、10分ほどで退店。スープに浮く、多数のネギを流し込み、店を後にした。

沢山の口コミを獲得していることにより、比較的高い点数を付与されている人気店「名代きしめん 住よし JR名古屋駅3・4番ホーム店」であった。

機会があれば、また訪問するかもしれない。

 

 

 

味噌煮込みうどんは

「具材は何でもありで、赤味噌（豆味噌）のつゆを入れて火にかけるだけ。

うどんやそばと同様、何となく味が想像できるきしめんに比べ、味噌煮込みうどんは、地元民以外には異常と感じる硬めの麺が珍しい。

そもそも赤味噌に慣れていない人にとっては未知の味ですし、あの土鍋がグツグツと音を立てる様子は、ビジュアル面でもインパクトがあり、盛り上がるのです」（同）

JR名古屋駅の新幹線や在来線の各ホームには、人気店『名代きしめん　住よし』が点在している。

しかし、きしめんのおいしさが同店以外で認識されていないとは意外だ。

5月12日、名古屋市千種区にあるショッピングモール、星が丘テラス THE KITCHEN内に麺類専門店「星が丘製麺所」がオープンした。

店を手がけるのは、ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版にも掲載された名古屋・築地口「手打うどん 高砂」の店主、堀江高広さん。

そして、「うどん酒場」という新たなジャンルを築き、予約の取れない人気店へと育て上げた名古屋・今池「うどんや 太門」の店主、衣笠太門さん。

そんな2人がタッグを組んだのは、「きしめんを、本当においしい名古屋のソウルフードへ」という真摯な思いからだった。

きしめんの人気が凋落した原因きしめんは、味噌かつや手羽先、ひつまぶしなど、いわゆる「名古屋めし」と呼ばれる料理の中でもっとも歴史がある。

雉（きじ）肉入りの雉麺や紀州藩から献上された紀州麺、平たく延ばした生地を竹筒で碁石の形に抜いた棊子麺（けしめん）など発祥は諸説あり、江戸時代から食されていた。

そんなきしめんが今、絶滅の危機に瀕しているのだ。

「僕が子どもの頃、きしめんは身近な食べ物でした。

が、今は観光や仕事で名古屋へ来られた方しか注文されません」と、堀江さん。

一方、兵庫県出身で学生時代に食べた讃岐うどんに魅せられて、香川や東京で修業した経験がある衣笠さんは、「東京や大阪のように立ち食いのうどんやそばの店が名古屋にはないんですよね。

こんなにおいしいきしめんがあるのにそれが不思議でした」と、語った。

実際、名古屋にはきしめんの専門店がほとんどなく、麺類食堂が数あるメニューの1つとしてきしめんを提供しているのが現状だ。

しかし、店主の高齢化や後継者不足で閉店するケースも少なくはない。

また、多くの店は高齢の常連客に支えられており、若い世代からすれば何となく入りにくい雰囲気もある。

2000年代初頭に味噌かつや手羽先、ひつまぶしなど名古屋の食べ物の総称として「名古屋めし」というコトバが生まれ、名古屋観光における起爆剤となった。

にもかかわらず、きしめんの人気が凋落したのはなぜか。

皮肉なことに同じ名古屋めしである味噌煮込みうどんにソウルフードの座を奪われたのである。

「星が丘製麺所」が今話題に

「星が丘製麺所」という新しいきしめん店が今、話題になっています。

この店は、讃岐うどんを極め、うどん酒場という新しい業態で人気店「太門」を作った衣笠太門氏と、ミシュランガイドにも載った港区のきしめん店「高砂」の堀江高広氏が作った店で、星が丘テラスというおしゃれな一等地にあり、店の作りも今っぽいセンスで、これまで町のうどん屋に行かなかった若い女性でも入りやすいお店となっています。

中日新聞

星が丘製麺所の店舗情報

星が丘製麺所
愛知県名古屋市千種区星が丘元町１５−５
星が丘テラス THE KITCHEN内

星が丘製麺所ホームページ

星が丘製麺所の「クラフト麺」

「星が丘製麺所」で扱う麺を、“クラフト麺”と呼んでいます。

クラフトビールやクラフトジンと同様に、職人が作った麺という意味になります。

「お土産やご贈答のほか、業販も視野に入れています。

ウチの麺のみならず、レシピを伝えてくだされば、その店と同じ麺を作ることも可能です。

クラフト麺の受注をいただいてこそ、製麺所を名乗ることができると思っています」

東洋経済

「星が丘製麺所」のクラフト麺で、全国にきしめんのおいしさが再認識されて、名古屋の街にきしめんが復活するといいですね。

「名古屋めし」と呼ばれる味噌かつや手羽先、ひつまぶしなどの中で、最も歴史がある「きしめん」だが、そんなソウルフードが絶滅の危機に瀕している。

「きしめんは観光やビジネス、愛知県出身者が来名した折に食べるだけで、地元の人には人気がほぼゼロ。

しかも、きしめんを出す店は店主の高齢化や後継者不足で、閉店するケースも少なくありません」（地元フードライター）

きしめんに取って代わったのが、高額だが手間いらずの味噌煮込みうどんだ。

まとめ

きしめんがすたって味噌煮込みうどん

の時代がやってきた。

薄情なようですがはやりすたりの

世の中だからしょうがないと思います。

サッカーだって世代交代の波は必ず

【ケンミン】久本雅美、田中裕二（爆笑問題）、岩井勇気（ハライチ）、Ｅｖｅｒｙｂｏｄｙ、浅田舞、瀧川鯉斗、ケンドーコバヤシ、川村文乃（アンジュルム）、下柳剛、りゅうちぇる

【ダウンタウンＤＸ】ダウンタウン、ケンドーコバヤシ、鈴木もぐら（空気階段）、滝沢カレン、竹中直人、山口もえ、渡辺裕太