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東松山㊙名物やきとりVS秩父ホルモン
埼玉県人が熱弁!
西武池袋線と東武東上線の沿線グルメ&観光地対決
東松山の名物!鳥じゃない「やきとり」って?
▽フィンランドと日本にしかない!ムーミンパーク誕生秘話
目次
1/18の出し物
それぞれ利用する埼玉県人が、沿線グルメやオススメスポットのスンゴイ魅力を熱弁する!
スンゴイグルメ対決では
・東松山(東武東上線)の「やきとり」と
・西武秩父(西武秩父線)の「ホルモン焼き」を紹介!
東松山が誇るグルメ、鳥じゃない「やきとり」その正体とは?
秩父民のホルモン愛がコロナ禍のお店を救った驚きのエピソードも!
スタジオで2品を食べ比べした出演者の反応は…?
街頭インタビューでそれぞれの魅力を熱弁する沿線住民に触発されて
かつての
・西武線ユーザー・所ジョージさんと
・東武線ユーザー・若槻千夏さん
も
スタジオで火花を散らす!
はたして、宿命のライバル対決を制するのはどっち!?
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東松山名物やきとりのルーツを求めて
東松山市には「やきとり」ののれんを掲げる店が数多くあります。
一般的に「やきとり」というと鶏肉を使いますが、
東松山の「やきとり」はご存知のとおり、豚のカシラ肉
を炭火で丹念に焼きあげ、辛いみそだれをつけて食べる独自のスタイルです。
昭和30年代に誕生したこの味は多くの皆さんに親しまれ、半世紀にわたり、愛されつづけてきました。
東松山市の食文化を支えてきたやきとりのおいしさとルーツをたずねて、東松山のやきとりにかかわった3人にお話を伺いました。
カシラ肉のルーツを探る
東松山市にやきとりが誕生する昭和30年代から、市内で精肉卸業を営み、現在、焼鳥組合会員店にも肉を提供している大野丑造(うしぞう)さん(本町)にお話を伺いました。
東松山やきとりは鶏肉ではなく豚のカシラ肉を使いますが、このカシラ肉とはどの部分ですか。
豚のほほとこめかみの部分です。
1頭に約1.5キログラムもあり、余分な脂身をとると約1.2キログラムになります。
現在でも1日約120キログラム、約100頭分のカシラ肉を、市内約40のやきとり店に卸しています。
こんなにカシラ肉が食べられているのは全国的にもあまりないんじゃないですか。
カシラ肉がやきとりに使われるようになったのはなぜですか。
昭和30年代、カシラ肉はホルモンなどと同様にあまり食肉としては使われず、おもにハムやウインナーなどの加工肉食品の材料に使われていました。
昔は、肉は高級品でしたので、なかなか食べられませんでしたが、近くには食肉センターがあり安価で新鮮なカシラ肉が手に入りました。
この肉を朝鮮出身の方が屋台で焼いて出したのが始まりだと聞いています。
カシラ肉はどのように仕入れるのですか。
今は食肉センターからきれいにさばかれたものが納品されてきます。
食肉センターが滑川町にあったころには、私も豚のカシラ肉をさばいたことがありました。
1頭のカシラ肉をさばくのに、30分くらいはかかりました。
昔はやきとり店でも店でさばいて串に刺し、出していたところもたくさんありましたよ。
今は昔と比べるとずいぶん楽になりましたね。
肉は新鮮なほうがおいしいのですか。
肉は基本的に新鮮なほうがおいしく、レバーなどの臓物は新鮮さが大切なので絞めたその日に卸しています。
カシラ肉はさばいてから10度以下の温度で一晩寝かせることで、肉がしまり旨みが増します。
絞めて直ぐは肉質がまだダラダラとした柔らかい状態で、串に刺すのも大変です。
繁忙期にはカシラ肉が足りなくなり、この柔らかい状態でも刺していた時もあったようです。
カシラ肉のよくしまった筋肉には独特の歯ごたえと旨みがあります。
硬い部位なので焼いてすぐ食べないと、硬くなるので焼きたてがおいしいです。
東松山のやきとりは、カウンター越しで焼き上げたものをすぐ食べてもらうことで、おいしく食べられますね。
みそだれのルーツを探る
みそだれ発祥のやきとり店として知られている大松屋の店主の黒瀬タツ子さん(材木町)にお話を伺いました。
やきとり店をはじめたのはいつごろですか。
戦後の厳しい時代に、うちの夫は働きたくても仕事があまりありませんでした。
当時、寄居町に住んでいましたが、鉄筋運びなどの重労働をして資金を工面し、昭和31年にホルモン焼きの屋台を開きました。
これは、当時あまり食べられていなかった白モツを焼いて、甘いしょうゆだれで食べるものでした。
白モツからカシラ肉を使うようになったのはなぜですか。
小腸を使っていた当時の白モツは、ゴムのような食感でかみ切れず、食べづらかったので、何かほかに使えるものはないかと考えていた時に、白モツ同様にあまり使われていなかったカシラ肉を知人に勧められたのがきっかけです。
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大松屋 口コミ
東松山駅/焼きとん
2021/12 訪問
1回目
https://youtu.be/hLgQQLTr2ms
↑大松屋でやきとり YouTube動画はこちら。
後輩と電話していた時に、薦めてくれた店があった。
その情報は、数日経っても頭に残り。。。
じゃあ、行こうじゃないか!と膝を叩いた本日(2021年12月8日)。
僕は雨降る東松山駅に降り立った。
目指すは、、
・大松屋。
東松山でやきとりと言えば豚肉を指すが、この店がこの地で味噌を付けてやきとんを食わせる発祥の店だと云う。
5分程歩き、定刻に店前に着くと、先客は二名だった。
暖簾が掛かり、撮影の許可を取る。
『ここに座りな』と、お姉さんに焼場の斜め前を示される。
『焼場も撮っていいよ』。
何とも気さくな老舗で、僕は既に心を掴まれていた。
この店のシステムは、ストップしない限りは、やきとりのカシラが出され続ける。
それ以外のメニューは、言わないと焼いてはくれない。
先ずは、
・瓶ビール(キリン、大瓶)。440円
・もつ煮。
・キュウリ。
名物やきとりのルーツ
ビールはよく冷えていて、グラスは常温。
一気に流し込み、アイドリングは終了。
カシラが焼場から供される。
見て思うのは、
『焦げている』。
だが、お姉さんの話に依れば、このよく焼きの仕上がりは店のアイデンティティなのだ。
味噌を塗ってパクり。
いやぁ、、、参った。
旨い!
コチュジャンが入っているのかな?と思わせる赤茶の味噌は、そのビジュアル通りの味で甘辛。
カシラは大振りで、ねぎまにするのが大松屋のスタイル(他のメニューも全てねぎま)。
焦げが芳ばしく、肉の甘味と味噌と交わると、、、酒がススムススム。
二本目、三本目のカシラが届く中、ビールは空になり、、
・レモンサワー。495円
ここでもつ煮とキュウリが供され、もつ煮のビジュアルにちょっと驚きつつ、先ずは汁を飲んでみると、、、
何だよこれ。
超旨いじゃん!
赤味噌かと思ったのも束の間、トマトベースのドゥミグラスが効いたスープのような、洗練された味に驚かされる。
具材はハチノスと大きな大根、こんにゃく、小口のネギ。
お姉さんに聞いてみると、、
・もつ煮は冬季限定。
・ハチノスを柔らかくするのに7時間掛かる。
・過去最高は一人で三杯完食。
手間を掛けた通りの味。
今年頂いたもつ煮の中で、断トツの旨さでした。
キュウリは浅漬けの一本モノを四等分に切ったもので、味噌を付けると更に旨い。
どうせなら全種類食べてみようと思い、、
・レバー。165円
・タン。
・ハツ。
・Pシロ。165円
全てオーダー。
レバーは身が厚くホクホク。
タンも厚切りで、脂が程よく旨い。
ハツも分厚い。当然歯応えが良い。
Pシロも分厚い(笑)。臭みはなく甘味がある。
ちなみに。全て塩で焼かれて供される。
ここで呑みものを変える。
・お湯割り。
その間もカシラは提供され続け、6本食べたところでストップ。
『全部旨かったけれど、やっぱり仰る通り、カシラが一番バランスが良くて旨いですね』。
と、伝えると、
『そうでしょ、旨いでしょ。カシラしか食べない人が多いよ』。
総じて。
雰囲気は良いし、旨いし、とても満足させていただきました。
発祥の店の心意気、しっかり堪能させて頂きました。
また、近い内に寄らせてもらいます。
2021/12 訪問
東松山市に移ったのはいつごろですか。
昭和33年ごろから、寄居町で店を出していた繁華街も急激に人通りがなくなり、お客も減ってしまいました。
当時、東松山市にあるやきとり店にも串に刺した肉を提供していて、東松山市には大きな工場があり、そこで働く従業員が多くいたこともあって、昭和36年、東松山市に移りました。
このときは屋台も知人に頼み、トラックで運んでもらいました。
東松山やきとりに欠かすことのできないみそだれを使い始めたのはいつごろですか。
寄居町でホルモン焼をしている当時から、現在のものとは違いますが、甘だれの上から辛いみそをホルモンにつけて食べていました。
夫は朝鮮出身でしたので豚肉に辛いたれをつけて食べた味を思い出し、このようなたれを調合していたようです。
この味が評判となり東松山周辺に広まったのですね。
東松山市に移ってからは作り方を教えてくれとよく言われました。
当時は何人も店にきて一緒に作っては、自分の店に持ち帰っていました。
最初は一緒に同じ物を作っても、持ち帰ってその人独自の味にします。
これが、みそだれのおもしろいところであり、いいところです。
引用(広報ひがしまつやま平成18年3月1日号より)
次は対戦相手の秩父ホルモン焼きです。
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ホルモンの激戦区・秩父で地元民にも愛される『高砂ホルモンお花畑駅前』
先日、秩父市内のビジホに友人と泊まった。
夕食は当然、その土地の飲み屋でいただきたい。
チェックインの手続きのついでに、フロントスタッフの若い女性に「近くにいい店ありませんか」と尋ねてみた。
すると「ホルモンはどうですか?」と。
あ、それ、大好物です!
駅周辺に何軒もあり、なかでも一番のおすすめと教えられたのが
『高砂ホルモンお花畑駅前』。
「うわっ、しっぶー!」本当にいい店というのは、見ただけで分かるものだが、この店もまさにそれ。
店構えに歴史と風情がある。
暖簾の端には「ひいきより」と染め抜かれた文字。
この店がどれだけ客に愛されてきたかが一目瞭然だ。
店員さんから「お洋服はこれに入れて」と大きなビニール袋を手渡された。
なるほど、煙と匂い対策なワケね。
さっそく友人と向かい合わせに座る。
メニューを見れば安いのなんの、ホルモン類はすべて400円以下だし、酎ハイも400円(税込)。
とりあえずのビールと、カシラとシロとナンコツを注文する。
待つあいだに、七輪が届いた。
中には真っ赤に輝く木炭。
期待が高まる。
キラキラ光る、鮮度抜群のホルモンが到着
「おまたせ~」と運ばれてきたのは一枚の大きなお皿。
なるほど、まとめて盛られてくるのか。
それにしてもすごい量。
これで3人前とは思えない。
そしてキレイな色に驚かされる。
手前のシロはあくまでも白く、奥の赤いナンコツなんて鮮度の良さが一目でわかる。
眺めているだけで酒がすすみそうだが、そうはいくか。
たまらん! 焼くぞ!
「なんだ、こりゃ!?」思わず声が漏れた
まずはシロ。
アミに載せると女将さんが
「あまり焼きすぎないでね、ほらそこ、すぐに裏返して」
「火が強くなりすぎないように、風口をちょっと閉めてね」
と的確なアドバイスをくれる。
いつもは行列ができるほどの人気店だが、この日はちょうど閉店時間直前で客はわずか。
だから女将さんの細かいご指導がいただけたってわけ。
そして「もう食べごろよ」と言われて口に運ぶと、「なんだ、こりゃ!?」。
う、旨すぎる! こんなホルモン初めてだーっ!
シロは臭みがまったくなく、噛むほどに甘みがジュワッ。
タレがまた素晴らしい。
ニンニクと唐辛子がガツンと効いた辛口の醤油ダレで、ホルモンの旨み、甘みを際立たせる。
「タレは私の母からの教えをしっかり守ってるの」と女将さん。
肉がすすむ味。つまり、酒もすすむ味だ。
すかさずビールをごくり。
カシラもぱくり。んめーっ!
ナンコツは、ノド軟骨だ。
これは下処理に手間がかかる部位だが、澄み切った味わいで、コリコリ感がたまらない。
先代直伝の徹底した下処理が旨さの秘訣
聞けばホルモンは週に2~3回ほど仕入れ、すべて手作業で徹底した下処理を施しているそう。
衝撃の旨さは、鮮度はもちろんのこと、先代店主のお母さま直伝の下処理と辛口ダレにあるのだなあ。
ホルモンとアルコールですっかり恍惚、セピア色に染まった店内を見渡せば、各界有名人の色紙や地元観光ポスターに交じって幾枚かの標語が。
「心に太陽を唇に歌を 明日の力はホルモンで」
確かに元気をいただきました。
また近いうちに来なくちゃ、秩父。
ごちそうさま!
住所
まとめ
心が広いのか?
教わった方は自分の店独自の味に
変えて売るようになったんだとか?
皆さんは東松山の焼きとりと
秩父のホルモンどっちがいいですか?
その他の出し物
“小江戸”と呼ばれる観光地・川越(東武東上線)で今ブームなのが、インスタグラムでも話題の「花手水」。その人気の火付け役となった人物とは?一方、飯能(西武池袋線)の大人気スポットといえばムーミンの世界を再現した
テーマパーク「ムーミンバレーパーク」。本国フィンランド以外に世界で唯一、飯能に作られた理由を探ると…そこには、ある人物が起こした奇跡の物語が!それぞれのスンゴイスポット誕生にまつわる秘密にスタジオ一同驚き!
出演者
【MC】
所ジョージ
【レギュラーパネラー】
佐々木希
【パネラー】
カズレーザー(メイプル超合金)
河合郁人(A.B.C-Z)
陣内智則
若槻千夏