音を楽しむ夫婦のカフェ アイビー　清瀬市　1月15日土18:00〜18:30 テレ朝

スポンサーリンク

.

東京・清瀬市編
～音を楽しむ夫婦のカフェ

舞台は、都心に近いベッドタウンながら自然豊かな東京都清瀬市です。

この地で半年前にオープンしたのが、美味しい手料理と色々な楽器が楽しめる音楽カフェ『森のCafé　アイビー』。

歌うことが大好きな沖永真理さん(60歳)と料理上手な夫の洋祐さん(61歳)が自宅一階を改装して始めた、夢の空間です。

福岡県出身の真理さん。

東京の音楽学校で声楽を学んだ後、舞台芸術の学校に入り、俳優志望の洋祐さんと出会います。

やがて銀座の小さなシアターの専属歌手となった真理さんでしたが、洋祐さんと結婚後、子育てに専念するため引退。

当時、料理人を目指していた洋祐さんも安定を求めファミリーレストランに就職しました。

そんなお二人が40代後半になると、洋祐さんの母に認知症の傾向が見え始め、ご両親と一緒に暮らすことを決意。

二世帯住宅を建て10年間、介護を献身的に続けました。

その後、ご両親を見送ると、そこにはぽっかりと空いた部屋が…。

真理さんは家族の思い出が詰まった部屋を見て「この場所で大好きな音楽が楽しめるカフェをやりたい」と思うように。

こうして、洋祐さんの定年退職を機に、二世帯住宅の1階を1年5カ月かけてコツコツ改装し、2021年7月、『森のCafé　アイビー』をオープンしました。

カフェの料理は洋祐さんが丁寧に時間をかけて作ります。

ご近所さんの一番人気は「ハーブチキンサンド」。

天然酵母から手作りのパンに、2日がかりでこしらえたハーブチキンと清瀬産のニンジンなど野菜をたっぷり挟んだ贅沢なサンドです。

真理さん担当の音楽部門も絶好調。

店内のイベントステージで開催している、月2回のミニコンサートは、アットホームな雰囲気が評判です。

電子ドラムやピアノなど楽器が使い放題のレンタルスタジオでは、ボイストレーニングや小学生のドラム教室を開催。

子供から大人まで多くの人が音楽に触れられる場所になっています。

家族の思いが詰まった二世帯住宅を、ご近所さんから愛され、みんなを楽しませる素敵な音楽カフェにした沖永さんご夫婦。

お2人の忙しくも楽しい毎日と、地域の方々との温かな交流を紹介します。